2種類あるスタン前宙のうち、タイプ 2 膝関節摩擦力型のチュートリアルです。
スタン前宙タイプ 2 膝関節摩擦力型の情報については以下
スタン前宙タイプ 2 膝関節摩擦力型
博士!ハンドスプリング(転回)からの前宙の役に立つスタン前宙ののやり方を教えて!
いいよ! そしたら、2 種類あるスタン前宙のうち、タイプ 2 膝関節摩擦力型をやるべきだね!
スタン前宙は大きく分けて 5 段階あるよ 細かい原理は、補足に書いてある他のページを見てね このページでは主に、どういった動きをすればいいかだけ確認するよ
ちなみに、2. ジャンプの瞬間からはタイプ 1 股関節地面半力型も、このタイプ 2 膝関節摩擦力型も全く一緒だよ!
まずはジャンプの準備だ 腕を上げて、背中を少し反ろう そのあとに、膝を少し曲げて、体を少し後ろに倒すんだ
全体的に身体でアーチを描くんだね!
そう! そのアーチを戻す力で、回転をかけるんだよ!
このアーチを作った後は、真っ直ぐな状態を経過して、身体をやや前かがみの状態に一瞬でもっていくんだ 身体のしなりを利用するんだよ
なるほど、ここをいかに素早くできるかが勝負なんだね!
そう! もっと勢いをつけたい場合は、かがむ前に一瞬背伸びして、そのあと一気にかがんで一気にジャンプするといいよ!
なんだか垂直跳びみたいだね! 腕は上からおろしてくるんだね?
そうだね! 前宙に引き上げはないから、腕を上に振る必要はないよ! 上に振るとバク宙の向きの回転になってしまうからね 詳しくは 前宙に引き上げはない を見てね!
ジャンプの瞬間の姿勢は、前を向いて、膝と腰が伸びた状態だよ! でも腰は少しだけ曲がっていて、ちょっと前かがみな姿勢なんだ
なるほど、膝と腰がちゃんと伸びないとジャンプできないもんね ちょっと前かがみなのは、蹴りの方向と重心の方向をズラして回転をつけるためだよね?
そう!宙くん、ものわかりがいいね! じゃあなんで前を見るかもわかるかな…?
んー、下を見て、より前かがみにならないようにかな…? 前、博士が言ってた気がする!
うんうん!その通り! 人間、下を向いてしまうと、腰を曲げてしまうからね 膝と腰を伸ばすことでジャンプしているのに、腰を曲げてしまうと、膝だけでジャンプしてるのと一緒になってしまうんだ
なるほど! 思い出した! 蹴る時は頭を下げない(前を向く) で言ってたね!
空中でやることは、バク宙とかと一緒でとっても単純だよ!
この二つだけだ
ええ? お尻をあげるとか、胸で回るとか色々言われたよ?
実はね、それらはうまく回った結果なんだ 例えば、「お尻をあげる」っていうのは、回転してるからお尻が上がってきてるだけで、別にお尻を上がらせた結果回転したわけじゃないよ
んーたしかに…
空中できちんと回ったと思ったら、抱え込みをほどいて、着地準備を取ろう 今度は回るときとは逆で
を行えばいいよ
でも着地準備が遅すぎると、回転が余ってしまって危ないよ 回転が余りすぎると、顔から地面に突っ込んでしまうこともあるんだ 頭から突っ込まなくても、膝が顔に当たったり、腕を着いた時に骨を折ってしまうこともあるよ
ええ…! じゃあ早めに着地準備をとるのがいいってこと?
んーどちらかといえば、遅いより早い方がいいね でも、着地のタイミングがわかるまで、マットなどで安全に練習するのが一番だよ!
着地は、足への衝撃が大きいから気をつけてね 膝をクッションのように使って、衝撃をやわらげてね
着地を止めるにはどうすればいいの?
慣れないうちは、着地で止めようとすると危ないから、最初は立とうとしなくてもいいくらいだよ!
慣れてきたら、スクワットの姿勢で着地だ このとき、腕の使い方にポイントがあるよ 前宙の場合は少し多めに回転をかけて、回転を余らせておいて、着地したら、余った回転を打ち消すように腕を下から上に回すんだ そうすると着地がうまくとれるよ!
でも回転を少し余らすのは危ないんじゃない?
そうだね!だから上級者向けのテクニックだね!