宙返りの刺し方の解説です
博士〜! 宙返りの刺し方について教えて!
刺し方っていうのは、地面を蹴る時の角度とその姿勢のことかな? いいよ!
何の技がやりたいんだい? やりたい技によって、刺し方は変わってくるよ! 下の中だったらどれかな?
うーん… 全部知りたいから、全部教えて!
もう、宙くんは欲張りだなぁ
じゃあ、やりたい宙返りごとの刺し方を説明するね
普通の宙返りは、飛び出る時に地面に対して垂直で、自分の姿勢もまっすぐがいいよ! 一番高さが出るからね
たくさんひねりたい時は、少し前傾姿勢で跳び出るといいよ ひねりを増やす時に必要なのは、滞空時間じゃなくて、回転する角度なんだ
下の画像は白井健三選手の後方 4 回ひねりの蹴り方だよ とても前傾しているよね
実際にはそうなっているんだろうけど、ちょっとよくわからないなぁ 長く空中にいればいるほどひねれるんじゃないの? 大事なのは角度なの?
実は違うんだ ひねりの原理的に、滞空時間は関係ないんだ 詳しくはこっちを見てね 実際には少しだけ関係はあるんだけどね、少しだけ
実はひねりに関係があるのは回転の角度の方なんだ 180 度回転したときに 1 回ひねれる人は、360 度回転した時には 2 倍ひねれるよ だから、前傾姿勢で余分に回転できる角度を作っておけば、単に 1 回転するよりも多くひねれるんだ!
んーまだよくわからないな それって滞空時間のことじゃないの? さっきの記事見て学んでおくね!
たくさん回転する時は、重心は足の上だけど、少し反って蹴りに入るといいよ つまり、普通の宙返りの刺し方の、少し反ったバージョンだ
下の画像は、白井健三選手のシライ 3(後方伸身 2 回宙返り 3 回ひねり)っていう技の蹴り方だよ 重心はほぼ足の上で反ってるよね
重心が足の上だと、真上に跳べるから、一番高さが出るよ かつ反っているから、
の 2 つの回転のかけ方も使えてるから、回転もたくさんつくんだよ
別の技へつなぐ時は、バク転と同じく、後ろに流すのが基本だよ そのために蹴りも後傾姿勢じゃないといけないんだ
各技の最適な蹴りの角度がわかったら、次は、どうやってその角度を実現するかだ
たとえば前傾姿勢で蹴ると言っても、ロンダートではできるだけ回転をつかせたいから、ロンダートをサボることで調整してはダメだよ あくまで、ロンダートで最大限回転をつけた後に、刺す角度だけ調整するんだ
空中では身体が大きいほど回転しづらく、小さいほど回転しやすいよ
前傾姿勢で蹴りたい、ひねりや回転用の宙返りの時は、身体を大きくしよう 逆に、後傾で蹴りたいつなぎ技のときは、身体を小さくして、より回転させて後傾姿勢で蹴りに入ろう
これは主に後傾姿勢になる用だよ 地面に足がついた後も回転し続けるから、蹴るのを待っていれば、後傾姿勢になれるよ!
やりたい宙返りによって、刺す角度とその時の姿勢は変わるんだね!
これらを実現するために、
するんだね