走って前宙やり方

走って前宙のやり方の説明です

博士!走って前宙のやり方を教えて!

宙くん

いいとも! 前宙は恐怖心が少なくて、とっつきやすいよね でも油断しちゃダメだよ

博士

前宙は 5 つのフェーズがあるよ

博士

蹴る準備

遠くに、後傾するようにホップ

まずは助走とホップだ 実はね、このフェーズが一番大事なんだよ…! 前方系はね、ホップが 9 割と言っても過言ではないんだ

博士

え、そうなの? なんで?

宙くん

前方系の回転と高さの源は助走だからだよ もしホップで高く跳んだり、距離が出せなかったりしたら、宙返りは絶対うまくいかない 詳しくは 宙返りはホップが 9 割を見てね!

博士

特に、前方系は前に宙返りが流れがちだ 真上にとび出るためには、やや後傾で地面を蹴り始めなければいけない そのためには、ホップで少し後ろ向きの回転をかけておく必要があるんだよ

博士

蹴り

ここで大事なポイントが二つあるよ

  • 蹴っている最中に腕を下ろす
  • 頭を下げない
博士

蹴っている最中に腕を下ろす

博士が前、前宙に引き上げはないよって言ってたね! リンク: 前宙に引き上げはない

宙くん

頭を下げない

怖くて、回りたくて、頭を下げちゃうよ!

宙くん

そこをいかに我慢できるかが良い前宙ができるかを分けるよ

博士

なぜ頭を下げちゃいけないかは 蹴る時は頭を下げない(前を向く)で説明してるよ!

博士

空中

素早く抱え込む

空中に出たら素早く抱え込もう!

博士

え、それだけなの? お尻を上げるとか、胸で回るとか言わない?

宙くん

んーそれってどっちも、回転しているからそうなるわけであって、それを実践するから回転するわけではないんだよ 特にお尻を上げるって、回転していることを言い換えてるだけだよね

博士

あーたしかに…! 速く走るために、前に進むって言ってるのと一緒だね、回るためにお尻を上げるって言うのは…

宙くん

そうなんだ でもお尻を上げる意識でやると上手くいくこともあるから、コーチの言うことをしっかり聞いてね!

博士

空中にでたら、素早く抱え込むだけでいいんだ 抱え込むのを待つと高さが出てるように見えるけど、実際の高さは蹴りの強さだけで決まるんだ だから、パフォーマンスする目的でないなら、素早く抱え込もう

博士

わかった!

宙くん

着地準備

回りきったと思ったら着地準備?

宙くん

そうだよ! 着地を取るために、抱え込みを緩めよう これが遅れると、回りすぎて地面に顔面からツッコんだり、散々な目に合うよ!

宙くん

あー友達が前、着地の時に膝に顔面ぶつけてた…

宙くん

着地

最後に着地だ! 着地は、バク宙のところでも紹介したけど、腕をうまく使ってね!

博士

覚えてるよ! 回転が余っているか、足りないかで腕を回す方向を変えるんだよね!

宙くん

そう!よく覚えているね! 前宙は回転不足になると後ろに転んでしまうリスクが高いんだ だから本気で着地を止めに行く時は、少し多めに回転をかけて、腕を後ろに回すことで余った回転を殺すのがいいよ!

博士